哲学
捏造する記憶。 爛れつづける虚偽。 根こそぎ掻っさらえ。 姿形とは、捉えようのないものだ。 失われる者どもよ。輪郭を取り戻せ。 打たれてなおも、朽ちぬ牙。 あたり構わずの咆哮。 まばゆき常闇を喰らえ。烈火に震えろ。 浮世などは所詮、盲点の寄り合わ…
悪とは何か。弱さから生じるすべてのものだ。 (ニーチェ) 【大衆の生態】 【弱者の良心】 【罪人の良心】 【同情の害悪性】 【反逆の強者】 【希望】 【自己犠牲と変態】 『参考文献(?)』 【大衆の生態】 「大衆」とは、ひとりでは右顧左眄眼を彷徨わせ…
『』主導者 「」主人公 禁忌たる鬼狩りの刀身。 共鳴する幼き眼目。 因果律の波及する枢軸の女神へ。 「倦み慣れんこと童は。」 先天の宇宙より出し、輪廻の制空。 生殺の心得を握りし不条理の苦悩は、撞着の狭間で傲慢に拘泥する。 柳眉を逆立てし獰悪なる…
屈折の波動は、底辺を這いずる。 虚言の流儀は滅裂の自縛となる。 入魂を騙る敵対者。人倫に背くのだ。 おお、女豹の戦。 「尊き御髪を千切り合え。絡め取られてゆくでない。」 落伍者は、時代の洗礼を跳ね除け、宿敵を寵愛し、浅ましき誤謬を重ねる。 欺瞞…
象牙の塔より出でし、群青の架け橋。 危うき災禍の逃れ。 賛美の言説に胸を打ち、崇高な思想を形作る。 脳裏の散文的体系は、一家言を有機体に成熟させ、独善に閉塞する。 偶発なる詩物は、真髄を極めてはならない。 空虚な花弁を愛でるのだ。 唯一の真実で…
先人の知恵は身を結ぶだろう。 「清濁なる水の子よ、仮初の名を放棄せよ。」 鬱屈した不条理が手招く。 すべての重積を背負う覚悟は、不世出の神童すらも凌駕し、克己の上に胡座をかき、偽りの神を自縄の蟻地獄に誘う。 涙など、とうに朽ちた。 みなぎる暗黙…
序章−『醒めない悪夢』 『やっと二人きりになれたね。ここって、意外と広いんだね。まるで僕らの関係のようだな。たったく、照れんなって。顔、赤くなってんぞ。そういえば、ミオと俺がはじめて会ったときのこと覚えてるか?道端でおばあさんが落としたミカ…
参考文献(ほぼパクリ) 人を動かす「超」話し方トレーニング 苫米地英人 【トゥルーミン・ロジック】 かつて、哲学者アリストテレスは、「三段論法」を提唱した。 大前提(A)と小前提(B)から結論(C)を導く論法のことだ。 有名な典型例を下述する。 ソ…
大衆の判断は、抽象的に説明されたときに間違う。 (マキャヴェリ) 【大衆と抽象化】 "大衆"とは、 「抽象的=理解不能="悪"」 という固定概念(ステレオタイプ)を元に、「悪と判断した個体」を共同体から躊躇なく排斥する腐れ外道の集産体である。 人は…
【人間性の剥奪】 子供には、決して質問をしてはならない。 特に、ものの仕組みや構造などの、抽象的な話を引き出してはならない。 「なぜ?」という無価値な問いを、子供から徹底的に剥奪することが肝心だ。 子供の視点を下げ、視野狭窄に陥れ、好奇心の欠…
物理的に後ろを振り向くと歩いた道がみえる。 この時、過去を見ている。 過去は実在しないため、無に意識がある。 無は抽象度が高い。 視点が高くなり、視野が広がっている。 脳漿を絞っている時より、ぼんやりとしている時の方が良いアイディアが浮かぶ人は…