離人症!?原罪人生!?『神』は人の形をしている。

f:id:omomin:20240202032408j:image

先人の知恵は身を結ぶだろう。


「清濁なる水の子よ、仮初の名を放棄せよ。」

鬱屈した不条理が手招く。


すべての重積を背負う覚悟は、不世出の神童すらも凌駕し、克己の上に胡座をかき、偽りの神を自縄の蟻地獄に誘う。

 

涙など、とうに朽ちた。


みなぎる暗黙の叡智は、生と死の螺旋を掻い潜り、唯脳の情報状態を書き換え、鋭角的に未来像を抉り出す。


高貴な信念体系の行き着く先とは、善にも悪にも通暁せしもの。

散り行く成果物を手中に納め、万物に神を宿す。

 

いまや、変わり果てた旧友は、錯綜する怒号と喝采を、不吉な走馬灯に着火する。

 

おお、常夜橙よ。

身を投げうって求め続けるのだ。

上位者の概念を同列に昇華せよ。

 

未来永劫、

照らし続けるだろう。

 

原罪の王は、竈門の火に焚べた。