アビダルマ(特に部派仏教の阿毘達磨論書)では、現在のみを実在とし、過去・未来は抽象的に想定されるだけのものだ。時間は「流れるもの」ではなく、瞬間ごとに生起・滅尽する法の連鎖として説明されるのが一般的である。時間そのものを「独立した実体」と…
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