15分以上回転。超高性能精密コマ「still-gray」の紹介

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精密コマ「still-gray」は、市販の手回しコマの中でピカイチの持久力だ。

 

かつて、世界一回ることで有名になった精密コマの「クロノス」は、長くても10分程度で止まる。

 

手回しで10分回ることは割と凄いのだが、still-grayは、その記録を容易に越す。

 

最長で、約20分間も回る。

 

弱い力で回しても10分以上だ。

 

なぜ、そんなに回るのか?

 

セラミックのボールがベアリング駆動して、「フリー回転」を実現しているからだ。

 

スタジアム(土俵)との摩擦係数を抑えることができるのである。

 

ちなみに、昔流行ったメタルファイトベイブレードの持久力最強ベイも、ボトムがフリー回転するベアリング駆動のものだ。

 

その名を「ファントムオリオンB:D 」という。

 

B:Dとは、ベアリング・ドライブのことだ。

 

still-grayとファントムオリオンB:Dの主な共通点は、もうひとつある。

 

それは、回転時の遠心力を高める構造だ。

 

中心部と外周部で、重量の異なる材質を用いることで、安定した回転を実現している。

 

抜群の安定感により、途中から完全に止まってみえるようになる。

 

映像で撮っても、注視しないと写真にしか見えないほどである。

 

また、回転力が尽きるその瞬間まで、安定した姿勢をキープすることも多い。

 

普通のコマなら、ぐらついてから倒れるところ、still-grayは、急にストンと倒れるのだ。

 

なんて美しいんだろう。

 

YouTube

https://youtu.be/UWm3Xqn_irM?feature=shared